バッテリー放電器  

                                               vega   2007.12.18〜
                                                  

【放電器】

         ニッケル水素電池の放電器です。  電池メモリー効果を解消したり、電池の健康状態をチェックしたり
         する為に作りました。

         http://mcalc.zapto.org/ を参考(真似)にしました。

         手持ちの部品と電源5Vに合わせて色々変更してます。

          2Ωの抵抗で放電します。 

  まだバラック状態です。

大きな抵抗は0.68Ω

左の黒、ピンクを電源(5V)に接続

白黒の線は、データロガーとの接続で
アースと基準電圧(3V)の線です。

  下がLM431付近

真中がLM2904

上がFETです。

あと2回路追加可能です。

    

   
    LM2904 の 電源、アースの配線は、回路図から省いています。  


           LM431で基準電圧約1Vを作っていいます。1Vに正確合わせるには、トリマが必要です。
           電源(5V)が安定していれば必要無いと思います。
           放電回路が複数でも、ここは1個でOKです。
           OPアンプの入力を1V(0.98V)の代わりに3V(2.97V)にすれば、Li−Ion電池にの放電に、
           丁度良い値になります。

           
           実際の放電回路は2回路あります。
           データロガーのADコンバータで使用する基準電圧用の為に、3Vを外に取り出しています。

           手持ちのFETを使用しました。 2Aまで流せるFETです。
           ON抵抗は結構大きいです。放電の終盤までのFETのドレイン電圧は、90mV程度、ゲート電圧は
           およそ3.9Vです。
           バッテリーの電圧が、0.98Vになると、ゲート電圧が減り始め、放電電流が減ってきます。
           まともなバッテリーなら、電圧が一定で電流が減って行きますが、なるべく早く放電を中止した方が良いらしいです。
  
           led感度が高いと、いつまでもledが明るく光っているため、放電電圧が1Vになっても分かりません。
           (私の今の状態)     段々暗くはなりますが。
           ゲート電圧が2V程度で消えるような(又は暗くなるのがわかる)LEDと抵抗を組み合わせた方が良いです。

           ゲート電圧が、1V程度で放電電流が確か20mAでした。

  実際の放電の様子です

  大分くたびれたニッケル水素電池です。

  電池電圧(青線)が1Vまで放電電流(黄色線)は大体
  一定です。

  1Vまで減ると、電圧一定で電流が減り始めます。

      

 
 

 弱ったニッケル水素電池を3回放電させたら
 左のように 大分蘇りました。 (系列6)

系列1、系列2で0.9Vまで電圧が下がっているのは
誤配線があった為。 その後訂正。