ロンキーテストシミュレーションWIN版 Ver1.3(ver.1.2)

                                                     2000.11.5   vega

                                                 改   2000.11.7  

 (1) パラメータの説明と実行例

   Ver1.0 からの変更点。

    ・ 鏡の中心が焦点距離の基準でしたが、鏡の中心から鏡周まで任意の位置を基準するように変更しました。(Gで半径を指定。)

    ・ 光源とスクリーンが連動になっていたが、光源固定の入力も可能としました。(Fで指定。)

    ・ オフセット、パラボラ係数のパラメーター指定で、初期値、増分を指定し、最大15個のシミュレーションを可能にしました。

  起動すると、下記ようにパラメータの画面が出ます。全て変更可能で、変更した値は保存されます。

@ 口径(mm) 少数点使用可能

A 焦点距離(mm) 少数点使用可能

B ロンキースクリーンの密度(本数/inch) 整数のみ

C 表示図形数(1〜6) 1の場合図が大きく表示されます。

D CでNが1の場合、I又はLで使用するパラメータのインデックス(1から6)を

   指定します。 N=1 以外では、使用しません。 

E プロット数

  この数を増やすと、図が綺麗に表示されます、がその分時間がかかります。

  CでN=1とした場合は、1桁ほど増やしてください。

  また、シミュレーション終了は、1行目の右に "fig end" と出力されます。

  プロット数を増やしすぎた場合は、"fig end"の出力で終了の判断が出来ます。

F 光源が固定されスクリーンのみ移動する場合、チェックを入れます。

   結果にも、「光源連動」又は、「光源固定」と表示されます。

 D、F、Gは新しいパラメータです。

 Fの光源固定にチェックを入れず、 Gの半径=0

 とすれば、Ver 1.0 と同じ結果になります。 

G 鏡の中心に対する焦点位置からの距離を指定するために入力します。

  (フコーテストの基準点に対応)

  入力は、鏡の中心から半径を指定することにより行います。

  結果は、実行画面の "basis=" で確認できます。

H パラボラ係数 (Jにチェックがない場合に有効)

I 焦点位置(Gを考慮)からのロンキースクリーンまでのオフセット(mm) (注1)

   (Jにチェックがない場合に有効)

J オフセットを固定しパラボラ係数を変化させる場合にチェックを入れます。  

K オフセット固定値(mm) (Jにチェックがある場合に有効) (注1)

L パラボラ係数 (Jにチェックがある場合に有効) 

「特殊機能 その1」

オフセットの簡易入力 (画面は、フルサイズにする)

 Cで Nに7〜15まで指定した場合は、Iの、

  第一パラメータは初期値(+、−両方指定可能)

  第二パラメータは増分(+、−両方指定可能)

  の扱いとなり、オフセットの入力が簡易化されます。

 例) N=15、 初期値 : −3.0、  増分 :  0.2 の場合

    オフセットが、−3.0、−2.8、−2.6、−2.4 、 ・・・・・ −0.2

    まで15回実行します。  (実行例は、左)  

「特殊機能 その2」

Lのパラボラ係数も、簡易入力が行えます

 左は、 N=11、 初期値:0.0、増分:0.1として

 0.0から1.0までシミュレーションを行った例です。

「特殊機能 その3」

 Cで Nに1を指定した場合は、画面一杯に表示されます。

 Eのプロット数を増やせば、綺麗に作図できます。

  表示完了後、マウスの右クリックを行うとパラメータ入力画面が表示され、

繰り返し実行ができます。

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