入手出来ない半導体がある場合
                                    2009.2.18

1  AT90S2313

   ATtiny2313が使えます。
   と言うより
ATtiny2313の方が低電圧時にリセットがかかる機能があるので良いです。 

   内臓のCR発振は、不安定なチップがあったので、もし動作しない(通信できない)場合は、外付け(セラロックなど)
   で使用してください。

2  TA7257P(東芝) (モータードライバー)
 

     平均電流    ピーク電流   動作電圧  飽和電圧 (標準)
TA7257P   1.5A   4.5A  6V〜   1.9V(1.0Aで)
TA7267BP  1.0A  3.0A  6V〜  2.25V1.0Aで)
TA8428K  1.5A  3.0A  7V〜27V  2.2V (1.5Aで)

     使用しているモーターのコイルは、4.3Ωです。 作例では、TA7257Pの規格外の5Vで動かしています。

     データシート TA7257P TA7267BP  TA8428K

     TA7257P と TA7267BP のピンは同じですが、TA8428Kは、電源の供給方法が違うので要注意です。
  

    @  TA7267P  秋月電子で入手可(2009.2時点)

     5V電源ではモーター動く時は、(5V−2.25V)/4.3Ω=0.64Aとなり、規格内でOKです。
     まだ余裕があるので、電圧を上げることもできます。 (2009.11.11)

    A  TA8428K(東芝)

       動作電圧が7V〜27Vとなっていて、5V動作で動作しないかもしれません。
       5Vで動作しない場合は、マイコン(5V)とモータドライバーと別電源にすれば良いと思います。
       7Vでは、

         (7V−2.2V)/4.3=1.12 (ピーク)
          平均では、 1.12A x 3/4 = 0.9A と、どちらも規格内でOKです。(2009.11.11)


       TA7257Pとは異なり、ロジック系とモーターの電源が共通になっています。(6ピンはNC)
       マイコンとTA7257Pを別電源にする場合は、マイコンに5V以上の電源を供給しないように
       回路を考えて下さい


       又 TA8428Kのデータシートでは、電源投入時は、必ず、1ピン2ピンをLレベルにせよとありますが、
       ファームの初期状態は、ハイインピーダンスです。
      ファームVer2.2以前は、これを守っていないので、まずいことに(IC故障など)なる可能性もあります。

       現在対応した回路とファームを検討中(2010.8.20)

3. ADM232A

   このタイプは、ピン互換の物やそうでないものが各社から色々出ています。
   ピン互換の無いものは、データシートを比較して配線を考えて下さい。