測定ソフト(QCAMFT)の問題点 と対処


 (2) 速度変更時にフリーズ    2012.12.25
      2012.12 に 掲示板に投稿されています。 (タイムアウト発生後、操作不能になる)

     [現象]
        ・ファーム Ver2.2
        ・qcamft  Ver 3.0A28b

         マイコンがAttiny2313の場合、測定ソフト(qcamft)からリセットコマンドを送ると
         それ以降のコマンドが全てタイムアウトになります。 電源を入れ直さない限り、復旧しません。

         この現象は、AT90S2313では発生せず、正しくリセットがかかります。
   
         リセットのコマンドは、書きの赤枠を選択すると、発行されます。
   
   


     [原因」
         リセットの操作は、マイコンのウォッチドックタイマーを使用し、
         タイムアウト時の、リセット機能を使用しています。
      
         この機能に関するレジスタ(マイコン内部の仕組み)にAT90S2313とAttiny2313に
         違いがありました。 要するに、1つのファームでは、両方のマイコンを同じように動かす
         ことが出来ません。
         
     [ファームの対策]
        改定しません。  (ファームは、(極力)変更しないのが方針)

     [測定ソフトの対応 ]
       AT90S2313を使用している人がいることが考えられるので、リセットオプションは、当面このままにします。

     [利用者の対応]
       ・ Attiny2313を使用している人が、リセットしたい場合は、基板(マイコン)の電源を入れ直して下さい。
         qcamft(測定ソフト)は、再起動する必要はありません。

     [注意]
         それなら、AT90S2313を使おうかと思っている人がいたらそれは、大きな間違いです。
         AT90S2313は、電源低下時(電源ONまたはOFF時)にマイコンが暴走し、EEPROMの内容が
         変わってしまう場合があります。これは、実際に起きていいます。
         内容が変わると、モーターが動かなくなる場合もあります。 qcamftから、復旧はできます。
         この(eepromの内容改変)対策は、マイコンに外部リセット回路を付けるしかありません。
         
 (3) ナイフ位置グラフ  Ver3.0A22以降   2011.9 追記
      Excelからデータを読み込んだ場合、理論値のカーブが正しく表示されない。
       鏡の諸元が変わる場合に必ず発生します。
      オペレーションによる対応で回避します。(直す予定なし)

    [操作による対策]
    @  Excelデータ読み込み後、測定ゾーンを表示して、設定をクリックする。
       ナイフ位置グラフを再表示する。
        
   
    A 鏡の口径、FL等を設定した上で、Excelデータを読み込む。

(5) 下記のスクロールバーは、マウスクリックしないのに連続クリックしたようになり
    動きが止まらない。(暴走状態)   記 2006.3
     

  @対策は下記の操作で対応して下さい。
    この状態が起きるときは、マウスカーソルが三角矢印(▲▼等)の上にある場合です。
    カーソルを三角矢印から外すと動きが止まります。
    しかし、動きが速い場合は、思ったところで停止しません。
  
    平行度チェックの機能に1ピクセルづつ動かす機能がありますので、微調整はそれを使用してください。 (2009.6)

    ショートカットキーを使う手もあります。(2010.10)

(7) Excelの吐き出しデータで、理論値が正しくない場合がある。 2009.5.26

   @ 調査中 (再現しない)


------------------- これ以下 解決済み --------------------------------

(2)  フーコー画像保存で、画像の一部(上部)が白く欠ける。(2010.5.30 掲示板参照)
     この版を含めて以前の版も同じ現象。

     Ver3.0A28Bで対応。 (直ったようです)  2010.10.12

(4) 測定ゾーン設定が反映されない (Ver3.0A19 以前の版) 2009.9.8
      

 
  これで 最外周測定基準点を変更しても反映されず、記録時のゾーン位置が古い状態で記録される。
   ナイフ位置グラフの始点も放物線からずれる。

   [対策]
      Ver3.0A20 で対応しました。
      Ver3.0A19 以前の版は、一旦qcamftを再起動して下さい。
      又はXYフォームの [ゾーン内]、[ゾーン外] をクリックすることで反映されます。

(6) このメッセージが出てQCAMFTが起動できない。           2009.4 記

   「 実行時エラー'429'   ActiveXコンポーネントはオブジェクトを作成できません。”」

   @ 原因は、OSの種類を調べる処理でエラーになり、プログラムが停止するためです。
      sysinfo.ocx がシステムフォルダにない場合発生します。

   A 測定ソフ トVer2.8M3 以降 は対策したので使用して下さい。(ただしOSの版が出ない)
      sysinfo.ocx は、ここ http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se327852.html
      にあるようなので、これをインストールすれば、Ver2.8M3 より前のでも使えるはずです。


(8) Ver3.0A15 Ver3.0A14 

    自動測定で、実行時刻によりエラーになる(0:00〜9:59の間)

     hh:mm:ss
 に設定すれば、使用可能です。

(9)  日付、時刻の形式   2009.9
     Windows(XP)では、日付や時刻の形式が使用者が設定できます。 設定により 日付の形式は、2009/10/10、09/10/10 に
     なったり、又区切りも、2009-10-10など、任意の文字が指定出来ます。 (これらは全て2009年10月10日)
     時刻も 9:44:21 や 09:44.21 と先頭のゼロを出すなさないや、 区切りも 任意に09-44-21 出来ます。(全て9時44分21秒)    
     現在の形式は、エクスプローラの詳細形式で確認できます。

      Qcamftでは、 Windowsの機能から このデータを使用しています。
      あらゆる設定に現在の版(Ver3.0A19)は、対応していません。
      設定により、日付や時刻が正しく扱えず、表示がおかしくなったりqcamftが停止してしまう場合もあります。
  
      とりあえず qcamft では この形式のみとします。 (将来直すかもしれません)

      日付    yyyy/mm/dd  と yy/mm/dd  区切は このほか [-](ハイフン) と [.](ピリオド) と[ ] (スペース) の 4種。
      時刻    h:mm:ss と hh:mm:ss   区切は [:](コロン)のみ。  


    変更は、コントロールパネルの[地域ト言語のオプション] -> カスタマイズ で 可能です。

     参考サイト     http://support.microsoft.com/kb/307938/ja
     
    

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