QCAMFT-II の概要                              2025.9.3


  

1. 前作のと違いは?
・XYステージは、同じものを使います。
     
・ 動作確認済カメラ
   ELECOM UCAM-C820ABBK 実際に測定できました。 全て(明るさ、露出等)手動に設定します。 
   ロジクールC210のは、映像を取り込んで輝度測定まで確認しています。 設定は、全て手動にできます。 
      C210は、前作(XP時代)の QCAMFTで測定した実績があります。  ロジクールC210(640x480)  C210ドライバ
   Qcam Pro 4000は、動作しませんでした。(ドライバーが見つかりませんでした)
   最近のカメラ(デバイスドライバー不要のUVC規格)で動作する可能性があります。
     又(おそらく)デバイスドライバーで表向きをUVCにしているものも使用できるようです。
・測定ソフトが新作です。windows10(64bit)、Windows11で動作確認(テストモード)しています。 前作(XP時代のqcamft)と操作は似ていますが、違うところが沢山あります。
・画面の縦サイズが900pix以下の場合操作できない部分が発生します。

 ・以下の内容は、前作の内容を参考にして下さい。
 XYステージの回路図、基板の作り方等。使用するステッピングモータの説明。
 XYステージで使うマイコンの書き込み。

  ・ 前作は、輝度を 0〜160 で表現してきました。  中間の輝度は、80です。
  QCAMFTIIでは、輝度が 0〜255 で中間の輝度は、127(128?)になります。 

   ・ Xの制御(XYステージ横方向 )
 前作はY方向を動かすときに、ついでに動かしていました。  YがOKなら、Xは移動しませんでした。
 QCAMFTIIでは、X輝度の条件内になる様に移動制限回数までXの調整を繰り返します。

・分かりずらいデジタルフィルターの係数入力を廃止しました。  自動測定では、サンプリング数のみ指定し単純平均です。
 

2. 自動測定できますか?
2025.4  実際の測定に成功しました。 掲示板参考  カメラは、 ELECOM UCAM-C820ABBK です。

3.  sixtests と連携動作は?
 sixtestsWin版 が連携動作します。

4. WEBカメラの画像取込みは?
OpenCV というソフトを使用しています。 今時のカメラがつかえるかも知れません。
開発は、VisualStudio 2022 で開発言語は C#です。
前作のソースコンバージョンではなく、新規作成です

5. パーツの提供は?
 まだ行っています。 余りが沢山あるものもありますので遠慮なく。 原則原価提供。
 モーター、ドライブIC、ジョイント部品、プリント基板、電子パーツ、カメラ(C210) 等

6. XYステージのマイコン制御は必須ですか?
 ソーン位置の輝度を比較する機能のみパソコンを使えば、XYステージを制御せず測定する方法はあります。手動のXYステージに
 カメラを載せる形になります。

・ 前作は、MS Excel 形式で測定結果のデータを出していましたが、今回はCSV形
式(カンマでデータを区切る)で出しています。表計算ソフトなら、どの互換ソフトでも使えるはず。 当方LibreOffice.calc で確認。


   (v0.13d の 顔 クリックで拡大)

   戻る