カメラの露出等の設定     2025.7.4

 

QCAMFT-II の「設定値変更」の「カメラ」で次の設定ができます。

・露出
・明るさ
・コントラスト
・ガンマ

 

それぞれにチェックを入れると、その指定が有効になります。

 チェックを入れなければ、今までの使い方(外部のツールで設定)と同じです。

値を変更した瞬間に有効になり(映像が変化し)ます。他の操作は必要ありません。

 
チェックの有無と指定値は、保存され 次回の起動では その状態で 映像が映ります。
保存先は qcamft.ini です。 チェックが入っている場合、ツールで設定した価は無視されます。

チェックを外した場合は、QCAMFT-IIを終了するまでその状態は保持されますが、カメラに対応した外部のツールで変更すれば、映像はそれに応じて変化します。

チェックを外した状態でQCAMFT-IIを起動した場合、設定ツールで保存された価で映像が映ります。

 

指定可能な価の範囲はカメラにより異なるかも知れないので、チェックはしていません。

 

ELECOM UCAM-C820ABBK の設定

  数値が大きい方が明るい(ハイコントラスト)。

 ・露出     -11 〜 -2
 ・明るさ    -64 〜 64
  ・コントラスト   0 〜 95
 ・ガンマ    100 〜 300

不正な数値、スペースを入れた場合次の値になります。
 ・露出は        -11 
 ・明るさは      -64 
  ・コントラスト   95
 ・ガンマ     300

 

 logicool  c210  の設定

   ・露出      (明るい) -9 〜 0 (暗い)
 ・明るさ     (暗い)   0 〜 255(明るい)
  ・コントラスト   (LC)   0 〜 255 (HC)
 ・ガンマ      設定できない

   設定例
    ・露出       -3    (-2から-3は変化が激しい)
   ・明るさ      200
    ・コントラスト   95

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画像のコントラストは。「コントラスト」 と 「ガンマ」 で変化します。 QCAMFT-II のパラメータでは コントラストが変わると
「閾値」と「誤差範囲Y」の値を調整しないと上手く測定出来ない場合もあるはずです。

具体的には、左右のゾーン位置の輝度を合せておき(Y OK にする )   ゾーンNoを+1 したとき 輝度(R-L) がどれだけ減るかに関係します。 これを意識して、測定前に調整(決めた値にする)しておけば 良い(パラメータを調整しなくても)と思います。

 

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