製作                   
                                        2013.



    ソフトで必要なもの

      @ loader-18F14K50.hex (ブートローダー)   (マイコンに書き込む)
      A picboot.exe      マイコンにアプリを書きコム為のPCソフト
      B pic-qcamft.hex    PIC用のXYステージ制御ファーム(vega作)
      C USBシリアル CDCデバイスドライバー (Microchip社 作)
          (mchpcdc.cat mchpcdc.inf)

    ハードで必要なもの

      @ PICライター (ブートローダーを書き込む)
          Pickit2 、pickit3、 writer509(vegaが使用) など

          writer509ライターハードとファーム http://www.geocities.jp/orange_denshi/writer509.html   オレンジ電子さん
          writer509ライターソフト   http://homepage2.nifty.com/denshiken/PIC007.html  でんし研さん
                           http://feng3.nobody.jp/4u2/index.html          feng3さん

      A 回路

---------------------------------------------------------------------------------------


  製作

  1. ブートローダーを書き込みます

     ライターを使用して loader-18F14K50.hex を書きこみます。

     ライターを使うのはここだけで以降は、使用しません。
     私は、writer509を使用しました。

       feng3作 PICProg4U.exe のHELPにある注意書きを守って書き込みました。(高電圧プログラミング)
       


  2. 上記回路にマイコンを組み込みます。
     

  3.  ファーム書き込み(ファームを更新する場合も同じ)

      pic-qcamft.hex を書きこみます。

      手順
      ・SW1を閉じて、マイコンの電源を入れます。 これでBOOTモードで動作します。
        BOOTモードで起動すると、LED4が点滅します。
         : ブートローダーを書き込みファームを書きまない状態では、SW1を閉じなくてもブートモードで
            起動されます。 
      
       ・ pic-qcamft.hex を書き込みます。
        方法は、コマンドプロンプトで行います。

        picboot pic-qcamft.hex
          
       


D:\pic USB\pic18spx-0831a\bin>picboot pic-qcamft.hex
TARGET DEV_ID=14 VER=1.1(Bootloader)
Erase ...
Writing ... 2a20
Verifying ... 2a20
Verify Ok.

D:\pic USB\pic18spx-0831a\bin>


左のようになれば、成功です。 

(2a20等は、ファームの版により異なります)              

D:\pic USB\pic18spx-0831a\bin>picboot pic-qcamft.hex
Try, UsbInit("*").
Try, UsbInit("*").
Try, UsbInit("*").
Try, UsbInit("*").
picboot.exe: UsbInit failure.

D:\pic USB\pic18spx-0831a\bin>

BOOTモードでない場合は、左記の

ようになり、失敗します。

       これでファームの準備は、完了です。 電源を入れ直します。

      --------------------------------------------------------------------



  4. デバイスドライバー

     電源を入れ直すと、新しいUSBとして認識され、デバイスドライバーを要求します。
     infフォルダを指定してインストールします。
     インストールされると、COMポートが割り当てられます。

        
         ここでは、COM6になりました。

  5.  eepromの初期化後の状態

      初期状態は、AVRの最新版と同じで、バイポーラ、1−2相励磁、加速制御なしです。
        

QCAMFT(測定ソフト)を起動します。

ファームの読み出しを行ってみます。

このようになるはずです。


「Yモーター励磁:未定義00」
ここのデータは、PIC版では使用していないので
これが正常です。

「電源制御:有」 PIC版では気にしないで下さい。

速度オフセットは、意味が少し違いますが、
後で説明します。

又左のコマンド使用方法は、全て間違っています。
参考にしないで下さい。
(直す予定ではいます)

  誤りの内容
  2回目のCコマンドを指定していない(全て)
   ○  C15AC3E  
   X   C15A3E

 
EEPROM
00/00/01/00/00/00/78/78/00/00/00/00/80/00/03/00/
00/00/00/00/00/00/00/00/00/00/00/00/00/00/00/00/
00/08/00/FF/FF/FF/FF/FF/FF/FF/FF/FF/FF/FF/FF/FF/
  ターミナルソフト(簡易シリアル・ターミナル等)を使用し

  u コマンドを打てば、EEPROMの内容
  が表示されます。

           

 
C:\Documents and Settings\vega>picmon
TARGET DEV_ID=14 VER=1.1(Bootloader)
PIC> dr 0 30
000000 00 00 01 00 00 00 78 78 ......xx
000008 00 00 00 00 80 00 03 00 ........
000010 00 00 00 00 00 00 00 00 ........
000018 00 00 00 00 00 00 00 00 ........
000020 00 08 00 ff ff ff ff ff    ........
000028 ff ff ff ff ff ff ff ff     ........
000030 ff ff ff ff ff ff ff ff     ........
PIC>
  ツール picmon を 使用し

  EEPROM をダンプするとこうなります。

 

 

 

 

                                    TOPへ