ジョイント 2012.11.3
たかもさんに寄贈していただいたジョイント部品です。
XYステージ製作に必要な部品です。
ステッピングモーターと長ネジ(送りねじ)を接続します。
20個(10組)頂きました。
たかもさんの コメント
モータ側の穴が若干大きいので(0.1〜0.2mm程度)、必要に応じて銅箔
(ダイソーのナメクジよけの銅箔など)をはさむ(巻く)と良いと思います。
また、セットスクリューなどは使用者に用意していただく必要があります。
M3の長ねじはダブルナットで(使うナットは1個です)止めていただくことになりますが、
使うナットの精度が雑なためか、ネジの振れが出ることがありますが、M3は曲がってくれるの
で実害はないと思われます。
ダブルナットでの固定の写真を添付しておきます。
軽くペンチで締めるだけで接着などの必要はありませんでした。
これからQCAMFTを作る人に、有効に使っていただけると幸いです。
**** たかもさんのコメント以上です。(メールや手紙から編集)***
およそのサイズ(私(vega)が測定)
高さ : 20mm
太さ : 10mm
穴の深さ(モータ側) : 10mm
穴の径 (モータ側) : 5mm強
M3ネジの深さ : 10mm
(穴は貫通しています。)
セットスクリューのネジ穴 : M3で端から5mmの位置 1個のみ
モーターに入れてみました。
長ネジの振れは、ダブルナットとして使用するナットの精度に
依存します。
私の経験によると(このパーツを使用してではありませんが)
ネジは、個々で精度が異なる。
ネジの面を細かいサンドペーパーで磨くと安定する。
ダブルナットを止める場合、表裏を意識し、ナットにマーキングしておく。
磨いたナットを複数用意して、振れの少ない物を選ぶ。
ダブルナットの締める強さ、位置で振れが変わるので、同じ位置で止めないと、
振れの量が再現しない。(ナットとジョイントにマーキングしておく。)
ネジの面の直角が出ていないネジは、ネジの面を紙やすりで研磨すると改善される。
加工に適するネジは、真鍮の高ナット。
6角の面に番号でも書いておき、振れた逆側のネジ面を(多く)りヤスリやサンドペーパー
で研磨する。 (ネジ面全体は、平らにする。)
触れのテストは、モーターに刺しモーターを横に置いて(長ねじを垂直にして)
ジョイントを手で回すと良く分かる。
ダブルナットの止める位置は、同じ位置しながら調整しないと、振れが再現しません。
又セットスクリューの締め付けトルクも振れに影響すると思うので、最初はイモネジ
は使用せず、普通のボルト(ビス)に印を付けて、締める位置を同じにした方が良いはず。
長ナットをボール盤のチャックで止め、サンドペーパーをボール盤の台に置き、
回転させながら、研磨すれば、直角が出て、具合が良いかもしれません。