自動測定 vega
2004.09.14
モアモア対策を何とかしなければ、自動測定は難しいと思っていました。
デジタルフィルターが、モアモア対策にどうやら有効のようです。
そこでデジタルフィルターの効果に期待して自動測定の機能を測定ソフトに組み込むことにしました。
自動測定が上手くできれば、ゾーン数を増やすことでより面の状態が把握しやすくなると思います。
20ゾーンが10分程度で測定できればと思っています。
ソフトの工夫としては、ナイフを効率良く動かして移動回数(輝度測定)を減らすこと、使用時はデジタルフィルター
の係数を調整し、なるべく1回の輝度測定の時間を減らすことです。
今は実際の測定ができないので、下の画像のようにフーコー画像に対応した輝度グラフを生成してそれを元に
自動測定のロジックを確認することにします。輝度グラフは、ナイフの前後の値に対応して変化させます。
自動測定のパラメータは、当面外から与える事にします。
測定結果は、グラフにしました。(何処かで見たようなグラフ)
赤が測定値、黒が理論値です。
(わたなべさん、見てたらすみません。 また真似しちゃいました。)
ゾーン位置の輝度比較は、この例で56回です。
1回10秒として測定時間は10分弱です。(1回5秒なら5分。)
もし、自動測定に時間かかかりすぎ、我慢の限界を超える場合は、
前回測定した各ゾーンのナイフ位置記録しておき、測定時のスタートはこの値
を使用すれば、(劇的に?)測定時間の短縮が計れるんではないかと企んでいます。
整形の終盤では、面の変化は普通少ないはずですから。
又は、理論値のナイフ位置をスタートにするアイデアも良いかもしれません。
赤い線が直線なのは、ナイフの移動量に比例した量で輝度グラフを変化させているためです。(テストモード)
最初の部分が折れているのは、第一ゾーンを基準にナイフの移動量を0調整しているからです。
ナイフの前後の制御は、上手くいっているようです。
実際に測定したくなりました。
自動測定の使用説明はここ 使用説明
テストモードですが結果はこんな感じになります。
ゾーン数は30ゾーンです。
測定結果はズラリならんで壮観です。 緑腺は、理論値とのナイフ位置の差です。
拡大、縮小は、誤差グラフのスケールを変更します。