画像キャプチャー方法 vega 2004.7
2004.12
CCDを使用したフーコーテスターで画像を取りこむ方法を紹介します。
画像をパソコンで取りこんで、測定ソフトを自作したい場合に参考になるかもしれません。
これは掲示板で「わたなべさん」が紹介されたものと、vegaが調べた方法が混じっています。
Dはmuseさん紹介(お勧め)のVFW対応のボード(I・O DATAのGV-VCP/PCI)です。(当方は持っていません)
製造中止品ですが、ネットオークションで相場は、1000円程度です。
スピード(フレーム数/sec)は、あまり速くないはずですが、qcamよりたぶん速いでしょう。
http://www.iodata.jp/lib/product/g/241.htm
VFW(古い規格)又はWDM(現行の規格)で使用できます。
Eはわたなべさん紹介のビデオキャプチャーボードです。ピッコロはここ。
高速(フレーム数/sec)です。
GのVideocap.ocxは、PACCOさん作成のソフトです。安価に購入できます(開発者は購入が必要)。
又このソフトを使用してライブカメラを作成しているmuseさんのサイトが非常に参考になります。
これもVFW(古い規格)以外ではWDM(現行の規格)で使用できます。(WDM:Microsoft WDM Image Capture )
WDMの使用例としてQcam Pro 4000 (QV-4000)を天体用ライブカメラ(meseさんソフトListCam20を使用)での
使用例があります。(茂木さん)
画像サイズが大きい(640x480)のですが、museさんの掲示板では画質の評価が良くありませんでした。
評価の誤りだと嬉しいのですが....。 画質が良ければ、高精度フーコーテスターになるかも。
(1) A -> G -> I
私が作成したフーコーテスターのルートです。 測定ソフトはVBで作成しています。
(2) @ -> G -> I
@と同列です。 最近は、VFWをラップしたものをしてWDMと呼んでいます。
このカメラとして
ToUcam(わたなべさんがqcamftで動作を確認)
ロジクールのQV-4000(茂木さんが天体用ライブカメラで使用(listcam))
ロジクールのQV-700N(きたかるさんが使用)
ロジクールのQV-3000
がこあります。
(3) C -> F -> I
このルートを使用し測定できた事をemaillで受け取りました。
使用カメラ : アイオーデータのUSB-CCDCHAT
実験したい方はここ。
特徴は、画面に表示さえされていれば、何でもOKだということです。
bitbltは画像用メモリからコピーするAPIで、VC++やVBで使用できます。
(4) B -> E -> I
わたなべさんのフーコーテスターがこの方式らしいです。
ボードに画像を取り込むソフト(デバイスドライバー)が付属しています。
(5) B -> D-> G -> I
museさん紹介の方法です。
感度の良いビデオカメラをお持ちの方は、GV-VCP/PCIを安価に購入できれば、ローコストで
高性能フーコーテスターが作成できるかもしれません。
(6) J -> K-> L (わたなべさん紹介) 2004.8.20
ToUCamの画像をDirectXのDirectShowを使用してVCで直接取りこむ方法です。
レスポンス的には結構速い(ほぼリアルタイム)らしいのです。
(わたなべさんの新テスター)
Videocap.ocx の使用例
わたなべさん紹介のテストプログラムです(VB)。(平成13年4月24日の友田さんの掲示板への書き込み)
クリップボード経由で画像を取りこみ輝度グラフを描いています。
私は、これをもとに測定ソフトを作りました。
Private Sub Command1_Click()
VideoCap1.DlgVideoFormat
End Sub
Private Sub Form_Load()
VideoCap1.Preview = True
Form2.Show
End Sub
Private Sub Timer1_Timer()
VideoCap1.EditCopy @
Form2.Picture = Clipboard.GetData() A
Form1.Line (0, 0)-(320, 280), RGB(0, 0, 0), BF
For x = 0 To 320
col = Form2.Point(x, 120) And &HFF
If x = 0 Then
co = col
Else
Form1.Line (x - 1, 280 - co)-(x, 280 -
col), RGB(255, 0, 0) B
co = col
End If
Next x
End Sub
vega注
VideoCap1. が付いている部分が ocx による操作です。 難しい部分を全部やってくれます。
@ プレビューしている映像をWindowsクリップボードへ保存する
A クリップボードから、画像エリアに画像をコピーする
B 画像の輝度グラフを描く